チリ地震津波、半世紀前と今。
先月、2月27日に南米チリでマグニチュード8.8というスーパー大地震が発生しました。
被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
チリ地震といえば、今からちょうど50年前に凄まじい津波があったということを、小さい頃から婆さんに何度も聞かされてきたもんです。それこそ地震や津波が発生するたびに聞かされてきたもんです。
というのも、自分が住んでいる地域が三陸の海辺だっつーもんで、地震は起きまくる津波はきまくるというだいぶアグレッシヴなエリアですから、50年前のチリ津波での被害は相当なもんだったようです。6メートルの津波で橋はぶっ壊され船はひっくり返され、そこら中浸水しまくって死者もでたほどでした。
50年前も今回も、津波が日本に到達するまで丸1日くらいのラグがありましたが、50年前はテレビがあったのかどうか知りませんが、チリで地震があった事なんか誰も知らないし、もちろん津波が来ることも直前まで誰も知らなかったそうです。
すごい天気が良い日で、当時4歳か5歳くらいだった父親が海で遊んでいたら海水が物凄い勢いで沖の方まで引いていったのをみて、爺さんがあわてて家に連れて帰ったとかなんとか。
結果として、日本国内では50年前のように死傷者は出なかったようです。50年前の事を何度も聞かされていたからこそ、テレビが津波がくるかも!と当日になってから騒ぐ前から十分に注意を払っていたんですが、50年の月日の流れはすごいと思いましたね。
津波の日本到達より7時間早くハワイに到達するってんで、USTREAMでハワイの海岸数箇所がライブ中継されていたので日本にいながらハワイの海辺の様子が確認でき、さらにTwitterでハワイ在住の方が避難状況なんかをリアルタイムでつぶやいてくれる。(自分の場合はミストウォーカーの坂口さん)
日本に到達してからも全国の、現地の情報が何よりも早くリアルタイムで得られるというスピード感とライブ感が何よりもすごいと感じました。
50年前と今、というよりはUSTREAMやTwitterが登場するほんの数年前ですら考えられなかった事だと思う。世の中は凄まじいスピードで進化していってる。
その一方で、アニメに津波注意報がかぶったからとクレームをつけたり、某テレビ局では警報表示の日本地図から対馬を除外したりと平和ボケがすぎるところもあるのが残念でならない。
恐らく津波がおさまった次の日には大半の人がチリの事なんか忘れてしまったことでしょう。今も被害は増え続けてるけど、対岸の火事といえばそれまでなのは確かだ。
目に見える景色や情報を世界中とリアルタイムで共有できても、まだまだ興味の範囲の高見の見物レベルなのは否めない。そしてそのテクノロジーの進化に大多数の人間はついていけていないよなぁ、と思ったのでした。
デジタルとインターネットの進化と共に、人の精神的な部分が追随する事ができるようになったとき、人と人の繋がり、世界のあり方にブレイクスルーが起きるんじゃないか、と漠然と思います。
そういうわけで、AppleのiPadは「コンピューターは難しくてめんどくさい」という固定観念を崩壊させ、「パソコン」のあり方に変革をもたらすデバイスになるんじゃないかなと。アレ?
Posted 1 year ago Notes